Less is More

Less is More.9 開催レポート

Less is More. デジタルで人間らしさを取り戻す経理部門の業務改革をもたらす
デジタルツール発掘イベント2022.3.23 Wed / 2022.3.24 Thu

2022年3月23日(水)、24日(木)、ハイブリッドイベント『Less is More.デジタルで人間らしさを取り戻す~経理部門の業務改革をもたらすデジタルツール発掘イベント』が開催されました。
業務を革新する最新デジタルツールを取り上げると同時に、デジタル化のその先にあるビジネスモデルや働き方の改革を考えていく本イベント。第9回となる今回は、請求書・会計・領収書システム等の経理部門に関わるサービス分野で活躍する企業が登壇し、多彩なプロダクトを紹介。また、基調講演では改正電子帳簿保存法への対応方法、インボイス制度の最新情報・将来展望について、またSDGs/ESGが変えるビジネスや将来の方向性をテーマに有識者に解説いただきました。

当ページでは、各セッションの概要をご紹介します。

テーマ1:電子化促進に向けて

有識者による、2021年12月に発表された令和4年度税制改正大綱を踏まえた、改正電子帳簿保存法とインボイス制度に関わる最新情報・将来展望についての業務に密着した解説をお届けします。

改正電子帳簿保存法に対応する今後の電子化検討の進め方

SKJコンサルティング合同会社
業務執行社員

袖山 喜久造 氏

改正電子帳簿保存法の電子保存義務化に2年の宥恕処置がとられたものの、デジタル社会の構築は待ったなし。ただ、電子化にあたりどのようにロードマップを描くべきか漠然としている企業もまだ多いようです。検討すべき電子化のイメージ、なんのために経理業務のDXが必要なのか、段階的な進め方など今後の電子化のポイントを解説します。

こんな方にお勧め
電子化を検討しているが何から手をつければいいのかわからない。
法令対応しガバナンスの強化もはかれる経理・財務のDXを目指したい。
経理業務を電子化するメリットを具体的に整理したい
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ソリューション 経営者・経理担当者のための消費税インボイス制度の解説

金井恵美子税理士事務所
所長

金井 恵美子 氏

事業者登録を基礎とするインボイス制度。売手には、適正なインボイスの交付が求められ、買手は、取引ごとに確実にインボイスの交付を受けて保存するオペレーションを整える必要があります。経営者はどのような方向性で何を検討するべきか? 経理担当者にはどのような知識が必要か? わかりやすく解説します。

こんな方にお勧め
インボイス制度の基本を押さえたい
対応にあたり何をどう検討すべきなのか把握したい
実務レベルでの具体的な事前準備を知りたい
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業務に密着した電子帳簿保存改正への対応

脇田弥輝税理士事務所、株式会社MKパートナーズ
代表税理士、代表取締役

脇田 弥輝 氏

経理業務のDXには、コスト削減、内部統制の強化に加え、ワークスタイルの多様化によるリモートワークの推進、優秀な人材確保といったメリットがあります。法改正によるデジタル化へのハードルが下がりつつある今、電子帳簿保存法の概要と、システムでの対応、運用での対応について具体例と共に実務上の注意点を解説します。

こんな方にお勧め
電子帳簿保存に関する改正事項をおさらいしたい
改正後のスキャナ保存、電子保存を把握したい
電子帳簿保存の具体例と注意点が知りたい
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テーマ2:SDGsで変わるこれからのビジネス

今や企業の経営戦略に不可欠なSDGs。企業規模に関わらずなぜ取り組むべきなのか、ESGが目指す新しい資本主義の形や将来の方向性といった最新動向についてなど、有識者による解説をお届けします。

SDGsが変えるビジネスとESG投資が向かう方向性

SDGパートナーズ有限会社
代表取締役

田瀬 和夫 氏

ESG投資に対応したSDGs経営は、どの規模の企業・組織も戦略上必須です。真のSDGs実現のための2つの新しい思考を提案すると共に、ESG対応における重要な視点を解説します。ESGが目指す資本主義、さらにその先のあるべき姿とは。国際社会が追求しはじめた逆説的アプローチについても考察します。

こんな方にお勧め
経営戦略としてのSDGsの本質を読み解きたい
ESG投資の国際的な流れをつかみたい
国際金融と資本主義の進化を知りたい
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中小企業にとってのSDGs
~企業価値向上とバリューチェーンでの価値共有~

大阪環境カウンセラー協会
副理事長

飯田 哲也 氏

グローバルな目標であるSDGsは、自社の取り組みだけでは達成できません。価値共有できるバリューチェーンを形成して製品や経営理念で存在意義を発信し、社会的ニーズから課題を解決することがESG評価にもつながります。中小企業のSDGsは社内から。社内啓発事例やロゴ・アイコンの使用方法についても解説します。

こんな方にお勧め
中小企業におけるSDGsのポイントを押さえたい
国内の社会的課題とSDGsの関係性を整理したい
SDGsロゴ・アイコンの使用ガイドラインを知りたい
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講演ジャンル:会計システム

企業の経営資産を一元管理するERPシステムは、中小企業向けパッケージも登場し、多くの企業で導入が進んでいます。業務効率化だけでなく、経営戦略を支える経理DXの最前線をご紹介します。

ERP導入のみではできない経理業務効率化を実現
DPS for finance 財務シリーズのご紹介

株式会社NTTデータイントラマート
エンタープライズソリューション本部
課長

木村 克史 氏

ERPを導入しても、カスタマイズはコスト高になる、標準機能だけではシステム外作業が多く結局効率化できないといった経理部門が抱えがちな課題を、共通機能の部品化や会計システム連携機能で構成するオーダーメイド開発で解決します。コア業務に注力し経営に貢献する経理を実現するソリューションのご紹介です。

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業務時間9割削減!
"改正電帳法に完全対応した経理DX"とその実現手法を徹底解説

株式会社オービックビジネスコンサルタント
マーケティング部

渡邊 萌 氏

電子帳簿保存法の改正やインボイス制度の対応が新たな業務負担を生まぬよう、すべての企業が経理DXの実現に向けて動き出す必要があります。そこで、企業が経理DXを実現すべき理由を、改正対応によって生じる業務上の問題点と合わせて紐解くとともに、「勘定奉行クラウド」を活用した経理DXの実現手法をご紹介します。

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経理DXを実現する超寿命ERP「ProActive」とは
~6300社に選ばれた会計システムのご紹介~ 

SCSK株式会社
ソリューション事業グループ ProActive事業本部 ビジネス推進部
課長

高橋 浩平 氏

新型コロナウイルスの影響によるリモートワークの加速や電子帳簿保存法改正などに伴い、経理財務部門では従来の紙主体業務から脱却し、新たな働き方への速やかな移行が求められています。業務効率を向上し会計業務を支援する超寿命ERP「ProActive」のご紹介を中心に、経理DXの推進方法についてご説明します。

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富士通次世代ERP/GLOVIA iZ会計
電子帳簿保存法対応事例と経理データの戦略的活用方法ご紹介

富士通Japan株式会社
会計・人事給与ビジネス部

小林 新 氏

会計システムに集約される会計情報は、経営情報の中枢に位置づけられます。統合業務ソリューション「GLOVIA iZ会計」による電子帳簿保存法対応を行った事例の紹介と管理している経理データの戦略的な活用方法をご案内します。単純な法制度への対応にとどまらない、戦略経理を支える基盤として活用いただけます。

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法対応と同時に経理業務をペーパーレス化!
~大蔵大臣の応研が考える経理のDXとは~

応研株式会社
東京本社 首都圏支店
支店長

本多 哲也 氏

経理分野では電子帳簿保存法やインボイス制度の法対応が急務です。さらに経理業務は書類が多く、特に膨大な業務を少ない人数で運用・管理する中小企業では、業務の効率化が求められます。コア業務のクラウド化、周辺業務のデジタル化を実現する「スマート大臣」を活用した中小企業向けDXソリューションをお伝えします。

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バックオフィス業務のペーパーレス化へのススメ ~
今押さえておくべき「電子帳簿保存法への具体的な対応方法」と「インボイス制度」について

ピー・シー・エー株式会社
事業戦略部 プロダクトマーケティングセンター
係長

浦川 貴成 氏

2022年は電子帳簿保存改正が始まりバックオフィス業務の変革が求められる年となりそうです。電子帳簿保存への対応はITツールを入れるだけでは対処出来ません。より業務効率の最適化をはかれる具体的な対応方法の解説と、インボイス制度について、ペーパーレス化に役立つトレンドシステムをご紹介いたします。

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講演ジャンル:請求書システム

改正電子帳簿保存法やインボイス制度の影響を大きく受ける請求書業務。今後の制度改正はデジタル化が前提ともいえます。自社の求める条件に最適なツールを探す一助としてご視聴ください。

簡単!@Tovasで叶える請求書マルチ配信術

コクヨ株式会社
イノベーションセンター ビジネスクラウド事業部 @Tovas推進グループ

川崎 伸子 氏

コロナ禍により請求書の授受にクラウド利用やPDF添付が増えた一方、FAX利用も増加、自社郵送もあまり減っていない現実があります。配信業務の電子化の第一歩にぴったりなのが@Tovas。請求書を受け取る側の事情にあわせ、簡単に電子・郵送・FAXとマルチ配信できます。スモールスタート可能なのも魅力です。

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請求書は入金していただくために送る!
請求・消込・債権管理を
一元化し最高の運用フローを!

株式会社ROBOT PAYMENT
執行役員

藤田 豪人 氏

請求書送付側のシステムには、作成・送付だけなく、集金・消込・督促といった入金・債権管理まで効率化する運用フローの構築がポイントになります。時間に余裕が生まれると、内部統制の強化や経営戦略や事業計画などの提案など、営業活動や経営をサポートできる新しい経理の働き方を目指すことも不可能ではありません。

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電帳法・インボイス制度対応の第一歩は請求書受領から!
~経理業務の効率UPのためにできる電子化とは~

株式会社マネーフォワード
クラウド経費本部 APセールス部 (*AP:Accounts payable)
部長

河村 直紀 氏

請求書受領サービス「マネーフォワード クラウド債務支払」は現場・経理部門・経営層の3部門の業務を効率化できます。請求書の支払業務を取り巻く状況がデジタル化へと向かう今は、電子保存を前提とした業務設計の検討、オペレーション全体の見直す絶好の機会です。課題解決に向けたソリューションをご紹介します。

こちらの講演の動画公開はございません

インボイス制度・電帳法改正からみる経理の業務改革の必要性
-今すぐ取るべき備えを徹底解説!-

株式会社ラクス
楽楽明細事業部 ダイレクトセールス課
経理業務改善コンサルタント

松本 華奈 氏

コロナ禍によるテレワーク推進や脱ハンコといった働き方への意識の変化や、法改正や新制度による環境の変化で、請求書の電子発行は今後マスト要件になります。法令対応、テレワーク対応が可能で、作業負担を軽減しコストも削減する電子請求書発行システム「楽楽明細」を活用した業務改革を、事例を交えながらご紹介します。

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郵便物・紙の請求書のための出社が不要に!コロナ禍に必須の郵便DXとは?
クラウド郵便の事例をご紹介

株式会社N-Technologies
Sale
Manager

相原 光博 氏

多くの企業が働き方の見直しを行い、リモートワークへのシフトも増える中、障壁となるのが 請求書や契約書をはじめとする紙の郵便物。「atena」は請求書などの郵便物を代理でまとめて受け取り、スキャン・デジタル化するクラウドサービスです。リモートワークを推進する郵便DXの効果を事例を交えてご紹介します。

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バクラクシリーズを利用した受取請求書の業務効率化と改正電子帳簿保存法対応

株式会社LayerX
執行役員

牧迫 寛之 氏

「バクラク請求書」は、請求書の受け取りから経理の会計処理・支払処理をまとめて自動化するクラウド型経理DX支援システムです。今や注目トピックである請求書処理の効率化。成功の鍵は、単なる電子化ではなく業務プロセスのデジタル化です。「バクラク請求書」の製品概要や導入メリットを、事例を交えながらご紹介します。

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電子帳簿保存法対応の肝はタイムスタンプ!請求書受領システム選定で考えるべきこと

株式会社BEARTAIL
マーケティング部
副部長

大野 裕太郎 氏

改正電子帳簿保存法で、対応必須の電子取引要件と任意のスキャナ保存要件、どちらもポイントとなるのがタイムスタンプです。タイムスタンプの代替手段の問題点や国の認定制度について解説。また、代行受領とデータ化からなる経費精算ベンダーが提供する日本唯一のペーパーレス請求書清算「インボイスポスト」もご紹介します。

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バックオフィス業務をシンプルに!
世界中の企業が参加する電子取引プラットフォームTradeshiftとは?

トレードシフトジャパン株式会社
代表取締役社長

菊池 孝明 氏

働き方改革や業務改革としてDXを目指す企業が増えている一方、単なる紙媒体の電子化で改善効果が小さいケースや、取引先の合意を得られず期待通りに業務改革が進まないケースも。従来の電子取引サービスが抱えるこれらの課題を一気に解決するプラットフォームサービス「Tradeshift」についてご説明いたします。

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invoiceAgentで実現する企業間DX
~電子帳簿保存法とインボイス制度への対応~

ウイングアーク1st株式会社
BusinessDocument事業部 BD事業戦略部

四之宮 諒 氏

電子帳簿保存法の電子取引要件の宥恕措置が発表され、経過措置中の対応を検討する企業も増えています。同時に売り手も書いても適格請求書の保存が必要なインボイス制度への対応も考慮する必要があります。法対応だけではなく商取引業務全体の電子化・効率化を実現する「invoiceAgent」についてご紹介します。

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2022年の改正電子帳簿保存法で請求書のデジタル化を加速!
~インボイス制度への準備を見据え経理DXを推進~

株式会社インフォマート
クラウド事業推進 事業推進2部
部長

源栄 公平 氏

電子帳簿保存法の改正や、インボイス制度の開始に伴い、請求書のデジタル化は加速していきます。目まぐるしく外部環境が変化する中、経理DXを確実に推進する「BtoBプラットフォーム請求書」をご紹介。請求書の発行も受取も Digital to Digital と AI-OCR の組み合わせで一元管理へ。

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講演ジャンル:経費精算システム

申請側・管理側、双方の手間を削減しながら、内部統制の強化も実現する経費清算のデジタル化は経理DXに不可欠です。企業規模や業種に合わせた、様々な使いやすいサービスが登場しています。

中小企業の経理DXは証憑のデータ化から!OCR搭載の「経費BankII」で工数削減と電帳法対応を実現

SBIビジネス・ソリューションズ株式会社
アカウンティング・ソリューション部 ソリューション営業課
フロントセールス

外立 卓巳 氏

改正電帳法やインボイス制度への対応など、経理部門では今後1~2年で大きな変革が求められます。法対応だけで終わらずITツールをうまく活用し業務改善も同時に対応していくことが重要です。経費精算や請求書支払を効率化する中小企業向け経費精算システム「経費BankII」を活用した経理DXの実現方法を解説します。

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領収書・請求書のペーパーレスから成功に導く経理DX ~サービス連携で経理業務の更なる自動化へ~

株式会社コンカー
デジタルエコシステム本部
アライアンスエグゼクティブ

長田 豊之 氏

電子帳簿保存法の大幅な改正により、デジタル化のハードルが下がり、経理DXの追い風ともなっています。領収書・請求書等の「紙」「ハンコ」に依存する間接業務からDXを進めませんか。経費精算のない世界へ向けて、「コンカーソリューション」のみならずサービス連携でさらに進化する経理業務DXについてご提案します。

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講演ジャンル:入金消込

企業規模が大きくなるほど煩雑さの増す入金消込や債権管理業務は、イレギュラー対応も多く属人化から脱却できないジャンルでもあります。経理DXをサポートするサービスをご紹介します。

電帳法・インボイス制度が話題の今こそ考えたい!消込自動化から始める新しい経理業務のカタチ

株式会社アール・アンド・エー・シー
営業企画部パートナー推進グループ
マネージャー

鴨下 徹 氏

電帳法やインボイス制度といった、経理業務のデジタル化を前提とする動きに多くの企業が対応を検討し始めた一方、属人性やアナログ管理がボトルネックとなっているケースも。解決すべきテーマのとして注目されているのが入金消込や債権管理業務です。変革が求められる今だからこそ、入金消込のあるべき姿をお伝えします。

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講演ジャンル:ワークフロー

組織内の申請・承認などの業務の流れのデジタル化は、ペーパーレスでどこまで承認が進んでいるか可視化が可能に。さらに他システムとの連携で、バックオフィスの業務効率をサポートします。

バックオフィスDXをワークフローで実現!請求書受領後の支払申請・承認がアナログになっていませんか?

株式会社エイトレッド
営業推進部
課長

徳田 祐二 氏

受け取った請求書は社内で利用部門から支払部門への申請・承認プロセスが必要となります。 せっかく請求書は電子化されても、事後業務がアナログ作業ではバックオフィス全体のDXには繋がりません。本パートでは、請求書の確認・承認プロセスのデジタル化を実現するエイトレッドのワークフローサービスをご紹介します。

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2日間にわたり開催された全セッションの動画は、こちらより無料で何度でもご視聴いただけます。

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